日本看護技術学会誌 Vol. 15, No. 2 5 棚﨑由紀子ら
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/15/2/15_124/_pdf/-char/ja
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/15/2/15_124/_pdf/-char/ja
【要 約】
本研究の目的は,冷え症の女性高齢者に対するフットマッサージの冷え症状の緩和ケア技術としての有用性を,生理的・主観的指標によって検討することである.
被験者は冷え高齢者25名(73.4±5.4歳)と対照としての健康高齢者27名(71.3±4.3歳)とし,無作為化によらない群比較を行う準実験研究デザインで行った.
フットマッサージは足部から下腿部を20分間,両手掌で軽擦して行った.
その効果を皮膚温,血流量,心拍変動等の生理指標とPOMS短縮版,下肢の温かさの主観的指標により評価した.
その結果,両群ともに皮膚温,血流量は介入前と比べて有意に上昇し,心拍数は低下した.
また,右足への介入後に血圧は有意に低下し,HFは上昇,LF/HFは低下した(P<0.05) .
さらに,両群の下肢の温かさの自覚も有意に増した(P<0.05) .以上のことから,冷え高齢者に対するフットマッサージは,冷え症状を緩和するケア技法として有用であることが示唆された.
以下、本文中より図の引用あり。

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以上本文より引用終わり。
次の質問をすると8割以上の患者さんが、
「はい、有ります」
と答えます。
それは、
「手もしくは足の冷えが有りますか?」
です。
特に足の有訴率はものすごく高い印象です。
院に来て頂いた時に私がお灸や鍼で刺激するのも有効だと思いますが、
特に可能であれば、日々ご自身で上記マッサージを施行して頂く、これほど効果的な事は有りません。
あと、文献内での調査では、ご高齢の方の冷えを訴える方は、冷えの自覚がない人と比較すると、BMIが低い方傾向にあります。
きちんとタンパク質を摂り、適度に運動して筋肉や多少の脂肪分を維持して頂く事も非常に大切に感じます。
自分の歯で噛み食事をする。
自分の脚でコツコツと歩く。
これに勝る冷え解消はないと思います。
寝たきりになってから…
痛みが出てから…
一生懸命に頑張って下さっている患者さん多くいらっしゃいます。
もちろんそれも大事。
ただ、痛みと一緒に運動するのは、本当に億劫です。
痛みが出る前に!
しっかり日頃から備えましょう!
そんな事を感じた文献でした。
以上本文より引用終わり。
次の質問をすると8割以上の患者さんが、
「はい、有ります」
と答えます。
それは、
「手もしくは足の冷えが有りますか?」
です。
特に足の有訴率はものすごく高い印象です。
院に来て頂いた時に私がお灸や鍼で刺激するのも有効だと思いますが、
特に可能であれば、日々ご自身で上記マッサージを施行して頂く、これほど効果的な事は有りません。
あと、文献内での調査では、ご高齢の方の冷えを訴える方は、冷えの自覚がない人と比較すると、BMIが低い方傾向にあります。
きちんとタンパク質を摂り、適度に運動して筋肉や多少の脂肪分を維持して頂く事も非常に大切に感じます。
自分の歯で噛み食事をする。
自分の脚でコツコツと歩く。
これに勝る冷え解消はないと思います。
寝たきりになってから…
痛みが出てから…
一生懸命に頑張って下さっている患者さん多くいらっしゃいます。
もちろんそれも大事。
ただ、痛みと一緒に運動するのは、本当に億劫です。
痛みが出る前に!
しっかり日頃から備えましょう!
そんな事を感じた文献でした。
Higuchi