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関節と筋肉

梅雨の末期、ジメジメがひどい日々が続きますね…。

 

今日は前回に引き続きからだのことを書きたいと思います。

 

人間は約200個の骨が身体を支えています。

 

さらに400個の筋肉が適宜動員され骨を動かします。

 

骨と骨がつながる部分を関節といいます。

 

関節は基本的には2つ以上の骨が腱・筋・靭帯でつながり構成されます(膝関節筋などの例外もある)。

 

また筋肉が腱を介して両側の骨に付着することで構成され、屈曲や伸展、回旋などの関節動作を可能にしています。

 

連結する骨の関節面は関節軟骨に覆われ、なめらかで弾力性のある構造になっています。

 

これらの関節は膜状の関節包に包まれ、軟骨間には関節腔があり、その内部は関節の動きをなめらかにする滑液で充たされています。

 

関節包の外側や関節腔には弾性の強い線維性組織でできた靭帯が付着し、関節の保護に貢献して動作時の安定を図っています。

 

関節面の形によって、運動可能な方向が異なります。

 

それによって、安定性に特化した関節(赤色)と、可動性に特化した関節(青色)に分けられます。(以下の図参照)

 

joint by joint theory(ジョイント バイ ジョイント セオリー)と呼ばれ、我々治療するものにとって、治療する上で、とても重要な理論があります。(この詳細はまた別の機会に)

 

画像引用:https://best-performance.jp/knowledge/detail/3527/

 

また、特定の関節には衝撃を和らげたり、関節の適合性を高める緩衝材(膝関節であれば半月板、脊柱であれば椎間板等)が存在しており、これらが、スポーツ等による過剰な負荷、または加齢による経年劣化により、障害を受けると関節にかかる負担が増え、痛みが発生する原因になります。

 

 

なので、関節への負担がかからない様、普段から運動して筋肉の働きを活発にしておくことが大事です。

 

ただ、運動時に筋肉がスムーズに働かない・もしくは運動時に痛みが生じる場合には、全体のバランスをみて動きの悪い筋肉や皮下組織等、痛みの原因を改善する必要があります。(肩凝り性も肩甲骨の位置が悪く、筋肉が上手く働かず生じている場合が多いです)

 

そんな時は我々、鍼灸を頼っていただけると、ご協力できることが多分にあります。

 

健康のために運動を始めようという方、もしくは運動をしているが、痛みや違和感がある方是非ご相談ください。

 

もちろん日常の生活でとにかく凝ります!という方もご相談下さい。

 

Higuchi