普段私は、木曜日に以前から勤務しております整形外科で運動療法の御指導を致しております。
学生さんから御高齢の方まで、幅広く担当していて思うことは、体力をつける上で、年齢は関係ないということです。
そもそも「体力」は様々な要素で構成されており、行動を起こす能力として筋力、パワー、スピード。行動を調整する能力として敏捷性、柔軟性、バランス。行動を持続する能力として全身の持久力、筋持久力など。
これらを個々の生活や競技などに当てはめて強化していけば、もう歳だから…という風にはならないと思います。
ただ、実際に御指導していて、運動療法は座ってやるのか、寝てやるのか、手を上げるのか下ろすのか…などバリエーションは無限にあります。
実際、整形外科では鍼も使わずその場その場で、適した運動をご提供しなくてはならないので、とてつもなく頭と神経を使います。
(鍼灸院で鍼を打つときももちろん使ってますよ!笑)
例えば成人以降は平均的にみれば徐々に
体力は低下し、高齢期になるとさらに低下していきます。ただ先ほどあげた体力の構成要素でみると、全てが一斉に低下するわけではないので、自分自身がどの要素に衰えがありどの要素に自信があるのか。
そういうことに気づくことも大事なコンディショニングではないかなと思います。
運動療法やコンディショニングというと、身体をよぶんに動かさないといけないのか?というと、決してそんなこともなく、まずは生活習慣、食事、運動習慣、ストレスなどに対処していくことも大事なコンディショニングだと思います。
もしご自身で身体を動かすときや、動かし始めに違和感や痛みがあった際には鍼の出番です!
原因が筋肉の場合に鍼の刺激は即時的な効果を発揮します。
より快適な運動療法やコンディショニングのために、鍼をお供にしていただくのもおすすめです。
お身体の衰えを感じずにはいられない方!一度、お身体を拝見させてください!
鍼灸院、または都立大パーソナルコンディショニングセンターでお待ちしております!
Higuchi