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こうべをたれる現代人

「実るほど頭をたれる稲穂かな」


稲の穂は実が入ると重くなって垂れ下がってくる。学徳が深まると、かえって他人に対し謙虚になることのたとえ。


どの業種も同じだと思いますが、ある程度年数を重ね、経験値を得ることでしか成しえない成長があると思います。


ただ、成長することでどんどん偉そうになっていく方が一定数いらっしゃるように思いますが、どれだけ年数を経ても、こうべをたれることの出来る人でありたいと思います。



と、いうことで、



おはようございます。



今、私は通勤の地下鉄移動中です。



いやはや、スマホは恐ろしいもので、



電車内を見渡すと9割の方がスマホを見てこうべをたれております。



と、いいながらこのブログを記載している私もこうべをたれておりますが…😱



頚部を前方に屈曲することで、頚部の後側の筋肉が遠心性に(引き伸ばされた状態で)収縮しなくてはいけない状態になります。



首の後側の筋肉は3層構造になっており、肩凝りの原因になったり、眼の疲れに影響したり、頭痛を引き起こしたり…



まさに万病の元です。



スマホを見ないことが一番なのでしょうが、そんなことはこの大都会東京では無理です…



そんなとき、もっともっと脚光を浴びても良いと思っているのが、



何を隠そう我らが「鍼治療」です。



首の後にある3層の筋肉それぞれ症状のあるところに鍼で緊張をおとして、



そのあと肩甲骨回りをしっかり丁寧に指圧・マッサージを行い、首の収まりが良くなるよう土台を整えます。



さらに鍼で交感神経に傾いた自律神経を整える(交感神経に傾いているかは人により異なりますが)。



筋肉の緊張症状が落ちついてきたら、最後は背骨を中心に動かして体幹を鍛えていきます!



鍼と指圧マッサージで、出来ることはたくさんあります。



「スマホ見てこうべをたれる現代人」



スマホからたくさんの情報を得ることとひきかえに犠牲になった、首肩を治療してみませんか?



そんなことを書いているうちに、降車駅に近づいて参りました。




それでは、スマホ首の皆様、院で首を長くしてお待ちしております!


Higuchi