最近、患者様を治療していて、
足底腱膜炎にせよ外反扁平足の方にせよ、
「足の親指」の機能が落ちている患者様が多いように感じます。
なかなか明確に足の親指の機能を測ることはできないですが、長母趾屈筋の機能を改善するような施術をすると、
「地に足がつく感じがする」「ちゃんと親指で地面を蹴れています」
という反応が8割型、即時的にあります。
長母趾屈筋というと足関節の背屈制限にも関与する筋肉ですが、
背屈制限だけではなく、足指の5本がそれぞれしっかりと機能していく上で非常に大事な筋肉だと考えております。
過去に足の浮腫みで困ってらっしゃる患者様の症状をなかなか取ってあげられなかった事があり、色々と試行錯誤する中で、重要な部分であることに気付きました。
それゆえ、どの患者さまにも長母趾屈筋への介入が必須なのでは無いかと最近感じております。
足の症状や浮腫みでお困りの方は是非一度ご相談下さい。
Higuchi