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シューフィッターと鍼灸師

今日は雪が降るという予報もありましたが、雨でしたね。

 

 

「雪だるまを作る~!」

 

 

と意気込んでいた娘が朝からがっかりしておりました(^^;

 

 

 

ところで、

 

 

皆さんはシューフィッターという資格を御存じですか?

 

 

足と靴と健康協議会が発行している民間資格ではありますが、靴の業界では権威ある資格です。

 

 

一昨年、高校生の部活動に帯同していて、シンスプリントや足底腱膜炎など下肢系の疾患が多く、ふと、靴の履き方が気になることがありました。

 

 

そういえば、自分自身も今まできちんとした靴の履き方を教わったこともないし知らない…

 

と思ったその日の夜には、協会の講座に申込みをしておりました。

 

 

初級(プライマリー)と上級(バチェラー)のコースがあり、まずはプライマリーから受講しました。

 

 

プライマリーの資格をとるまでに一番学んだなぁということは、講義・試験の終了後、50人分の足型をスクライバーという線引きを使い、計測する課題です。

 

 

計測する前に、

 

 

「ご自身で靴のサイズ何センチだとおもってらっしゃいますか?」

 

 

 

と聞いて、サイズ確認してから計測すると7-8割、自己申告頂いたサイズは大きいです。

 

 

普段いかに、サイズをなんとなくにして靴を皆さん履いてらっしゃるかを知りました。

 

 

まずはしっかり足の形状・特徴をしること。

 

これは非常に重要だなと感じました。

 

 

本来、1年の猶予がある課題(50人100足の足型PEDOカルテ作図(上記の写真のようなもの))でしたが、同じ年の7月からの上級コースを受講したかった自分は、周りに声をかけまくり、作図がきれい汚いはおいといて、とにかく計測しまくり、約1ヶ月で計測を終えました。

 

 

そして無事プライマリーの資格を取り、同年7月からのバチェラーコース(上級)を受講しました。2021年3月上級シューフィッター資格取得予定です。

 

(コロナ禍で開催された2020年3月に行われたバチェラーコース最終講義&試験は、新型コロナウイルス感染リスクを勘案し、辞退。今年2021年3月の受講に順延してもらいました。)

 

 

今現在、週5日はHiguchi鍼灸院で鍼を中心とした治療&コンディションニング。

 

週1で都立大整形外科クリニックに併設されているパーソナルコンディショニングセンターで、コンディショニングを行っております。

 

 

治療する際もトレーニングする際も、やはり、足からの状態チェック(評価)を大事にしております。

 

 

まずは、

 

 

足型をフットプリントを用い計測(歩行時の重心のかかり方を見ています:写真)。

 

 

人によって体重のかかり方は様々です(足型)。


歩き方、足の形状(FPI-6:下図)、立位姿勢なども併せてみていきます。

をチェックし、お身体に合ったコンディショニングメニューを立案し、治療・指導しております。

 

 

私は靴屋さんではないので、世の中にいらっしゃるシュフィッターの様に足をチェックして、それに対する靴をその場で提供することはできません。

 

 

ただ、足の状態を良くして、履きたい靴を長く履いてもらう。

 

 

それが私に出来ることだと思っています。

 

 

足だけでなく、膝や股関節・腰の痛みも根本的なところ、足のアーチの低下や下腿のねじれが原因のことが多いです。

 

 

これは加齢性のものだけではなく、競技をやられている学生、アスリートなども身体のねじれや、左右の偏りを放置しているとスポーツ傷害(肉離れ・腰痛などなど)につながります。

 

 

身体の改善にはまず、自分の姿勢、足について知っていただくことから始まるのではないかなと思っております。

 

 

今後の展望として、自分は鍼灸師なので、鍼灸師+シュフィッターの知識を生かすことが出来ないか?と考えています。

 

 

まだまだ、データ集積段階ですが、「経絡」と「足型フットプリント」と関連性がみられれば、例えば、この足型でここに荷重がかかっている人は、胆経を治療すると良い。というようなアプローチも出るのではないかと思っています(まだまだ妄想の段階ですが…)

 

 

「経絡フィッティング」

 

 

乞うご期待です。

 

 

次回は、最近始めました「Re:育毛鍼」について書きたいと思います。

 

 

Higuchi