今日も昨日に引き続き、足のお話。
昨日のブログでもお話していた3つにわかれる足の型について、お話していきたいとおもいます。
以下の絵は皆さんご存知だと思います。
ギリシャ型
第2趾が母趾より長く、日本人の約25%
エジプト型
親指が一番長く、日本人の約70%~80%
スクエア型
指がほぼ同じ長さで、日本人の約5%
と、一般的には言われております。
自分自身が足型を患者さまに取らせて頂いた印象ですが、ギリシャ型の方がもっと多いように感じました。エジプト型と同じ位かむしろ、ギリシャの型の方が多位でした。
スクエアはやはり割合的には少ない印象です。
まずはご自身がどの型であるのか?
大枠を知って頂いたその上で、
足幅(MP関節の横幅)や足囲、足高(甲の高さ)、第1趾高(母趾の高さ)、踵幅(かかとの横幅)、外果端高(外くるぶしの高さ)など…
足の細かい特徴を計測していきます。
まずは3つの型で足の大枠を知ること。
足の型がわかれば、あとはそれに応じた靴のデザインを選択することも重要です。とくに足のトラブルの原因となりやすいパンプスについて今回はご紹介します。
以下、タイプと靴の分類です。
【タイプ別 靴の選び方のポイント】
エジプト型・・オブリークトータイプの靴(親指側が長い)
ギリシャ型・・ポインテッドトータイプの靴(つま先がとがった)
スクエア型・・スクエアトータイプの靴(親指~小指までまっすぐでゆるい曲線)
(※ラウンドトータイプは丸みのある一番ビジネスからカジュアルまで幅広シーンに使われるデザインで、かつ、足のタイプに広く適応するタイプと言えるかもしれません。ギリシャ型の足に適しており、母趾が長いエジプト型の足には合わないこともあります。)
このように足型にあった靴を選択するのが傷害予防にはかかせません。
ただ!
ご自身の好みというものもありますので、足型はエジプトでもポインテッドトータイプを履きたい事もあると思います。
そこは、やはり専門のシューフィッターさんにフィッティングをみてもらい検討すべきだと思います。
オシャレのためにも、健康のためにも。
まずはご自身の足型を知ってもらうところ始めませんか?
というお話でした。
Higuchi