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鍼治療ってどういうことをするのか?


 よく患者様から「鍼灸がいいよって知人に言われて来たけど、実際鍼をするんだろうけど、どんな感じで治療がされてどうなるのかわからない。イメージおじいちゃん出てきそう」と、言うことをよく言われます。



最近では、美容鍼が注目されており、よくインスタ映えすることから顔中鍼の若い女性がsnsに投稿していますよね。



当院では美容鍼灸というものは希望時のみやる形ですが、あのように気軽にsns投稿してくれると、もっと鍼治療が身近になると思うし歓迎すべきことですね。



ではでは、Higuchi鍼灸院での鍼治療とは何ぞや。ということなのですが、



肩凝りや腰痛等の筋肉性のトラブルに当てはめて考えていくと、鍼は↓だと思います。

アイロン掛けの「霧吹き」です。



どういうことかというと、



シャツの「しわ」=筋骨格由来の症状(凝りや姿勢不良)


◯アイロン=運動


◯霧吹き=鍼



この様な関係を当てはめます。



僕は治療の最初、皆さんに歩き姿を見せていただいております。



「歩行は口ほどにものを言う」



歩行というのは、沢山の情報量をくれるので、いつも必ず見るようにしております。



クライアントさんの痛いところに鍼をして終わりなら、歩く姿なんて最初に見ないでしょう。



歩容の特徴より、さらに細かい動きをチェックして治療ポイントをイメージします。



明きらかになった痛みや違和感のある動きを私が真似て視覚的に感覚的に共有します。



そうすることでより明確にクライアントさんの症状をイメージ出来治療が可能になるからです。



と、言うことで動作をチェックすることは、シャツの「しわ」を探すようなものです。




このシワを伸ばして行くためには、ストレッチ運動や、伸びたシワをキープする運動(エクササイズ)が必要です。



でも、どうでしょう。



痛みや違和感のあるクライアントさんがいきなり運動をしたとしても、患部(シワ)が深く、形状記憶した状態だとなかなか効率はあがりません。



そこでようやく登場する、霧吹き(鍼治療)です!



シャツのシワやその周囲(患部や関連部位)に霧を吹き掛けると…



あらまどうでしょう。



非常にアイロンのかかりが良い(運動時の動きがスムーズ)ではないですか!



この様に、全体的にニュートラルな状態を鍼で作り姿勢を改善して再発しない体を作る。



これこそ、当院が目指しているアイロンがけ…ではなく鍼治療です。



鍼による鎮痛の機序として、下降性疼痛抑制系が働き…うんぬんかんぬん。



的な話もありますが、まだまだ科学的な解明を進めている段階で絶対そうだとは言えません。



要約すると、当院での鍼治療は、



「よれた身体に補水し、姿勢を改善しやすくするためのもの」



と言うことです!



当院では美容鍼や一発で姿勢を整えます!的なかっこいいことはやっておりません。



・鍼治療


・姿勢改善のためのエクササイズ




この基礎作りをコツコツ地道にやっております。



アイロン掛け



に例えた、当院の鍼治療。



おわかり頂けましたでしょうか?




この自粛期間、整わない自宅環境でのリモートワークでとてつもない肩凝り、せっかくYouTube見ながら運動する習慣が出来てきたのに、腰を痛めたなど。



皆さんの「しわくちゃのシャツ」に「霧吹き」で水を吹き掛け、「ピシッと伸びたきれいなシャツ」ませんか?



快適なリモートワーク、充実したセルフエクササイズを手にいれるべく。



すこしでも皆様の日常の身近に鍼治療の選択肢が出てくるように、皆様の身体に鍼で感動を与えたていきたいと思います。



あと、少し王道からはそれますが、超音波エコーを使った安全かつ大胆にピンポイントを攻める、超音波エコー下鍼治療も行っております!


Instagramのストーリーで当院での活動を毎日アップしておりますので、当院ホームページ右側(PCの場合)、もしくはホームページ下段(スマホ・携帯の場合)より是非フォローしていただき、そちらもご覧ください!



以上長文お粗末様でした。



皆様とお会い出来ることを楽しみにしております!



Higuchi