当院のホームページの閲覧について分析していると、やはり一番閲覧数が多いのは肉離れに関してです。
次に多いのが、意外にも「転倒予防体操」についてでした。
正直、このブログ記事に関しては、もともと公表されている日本体育協会の体操を貼り付けたもので、せっかくご興味を持たれて閲覧していただいているので、もう少し内容を掘り下げて「高齢者の転倒」に関してシリーズにしてblogに書いていきたいと思います。
今日は、
「高齢者の転倒リスク因子」について。
転倒するにも色々なリスク因子があり、
「内因性リスク」と「外因性リスク」に分けられます。
まずは内因性リスクです。
内因性のリスクは、その方々が持たれている身体的な特徴があげらます。
例えば、バランス機能、筋力、視力など。また現在服用中の薬剤(副作用でふらつきが生じるもの)も内因性のリスクにあげられます。
次に、外因性のリスクです。
外因性のリスクは、その方の生活環境によるものです。
例えば、足に合っていない靴、滑りやすいフローリング、歩行器や杖を使用している、不適切な照明(明るすぎたり暗すぎたり)、買い物袋等の重い荷物を持つなど。
これらの内因性、外因性それぞれのリスクを理解し、とくに外因性のリスクを気を付けるだけでも転倒を予防する一助になるのではないでしょうか。
今日は転倒のリスク因子についてご紹介致しました。
次回は、「要介護の原因と転倒」についてご紹介したいと思います。
Higuchi
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