当院では超音波を用いてより安全により効果的な鍼を行っております。
先日2週続けて「ためしてガッテン」で鍼治療の紹介がされました。
放送後、当院では首こり・肩こり(特に肩甲骨内側の痛み)の患者様から問い合わせ、ご受診が増えております。
首こりであれば表層より第3層目の後頭下筋群にアプローチをしてほしい、肩こりであれば肩甲骨内縁で深いところにアプローチしてほしいそんな方が多くいらっしゃいます。
初診時必ず「首こり・肩こり」の方にお伝えしていることがあります。
あくまでも「安全に刺鍼出来る範囲での治療になる」ということ。
表層の浅い筋へのアプローチでは効果が上がらないし、深層を攻めすぎると危ないし…
そんな時こそ、安全で根拠あるアプローチ(ランドマークに沿った触診等)が必要になります。
首こりであれば、後頭下筋群(大後頭直筋)であれば後頭骨に当てるような方向にアプローチ。
肩こりの際には超音波を持ちいて安全な深さを確認し、重積している筋膜に対してアプローチ。肩甲骨内縁部の治療はかならず肋骨に当てる。
安全性あっての鍼治療だと思います。
多くの患者様に鍼の良さを知ってもらうこと。鍼灸ではこんな効果を出せるんだ!という最大限の治療を日々試行錯誤して治療あたっていきたいと思います。
Higuchi