吹き戻し with エコー (座位での腹式呼吸)
1.座位で自分自身の呼吸のみで腹式呼吸を行いました。内腹斜筋、腹横筋の筋厚が増加。
2.座位で吹き戻しを使い腹式呼吸を行いました。内腹斜筋の筋厚やや増加。腹横筋はわずかに増加。
体幹深層筋を意識した呼吸をするには、母音が「a」の呼吸を意識した方が入りやすい感じがします。
吹き戻しで吹くと口がすぼんでいるのでどうしても母音が「u」の呼吸になってしまい、呼吸単独より入らなくなっちゃう感じがしました。ただ吹き戻しは体幹深層筋のためのモノというより、基本的には誤嚥性障害の予防として呼吸や嚥下機能の改善効果に期待できる、口腔機能維持のための訓練器具なので、体幹筋強化にも上手く使えたらいいなぁ位で使って行こうと思います。
今後体幹深層筋の使い方が苦手な患者さんにも吹き戻しを使って頂き、エコーで動作を確認してみたいと思います。