· 

知識こそ技術の礎

開業して1年が過ぎました。
未だに片脚をおかせて頂いている、AR-Ex Medical Groupの都立大整形外科クリニック。

自身が入職したのは今から6年前。

その時でも凄い勢いがあり、スポーツ疾患を売りにしている整形外科が初めてだった私には全てが魅力的な病院でした。

最初は約15年前に長野県佐久平から始まったクリニックでしたが、今では東京4施設、長野3施設、埼玉1施設の計8つの整形外科クリニックを抱える大所帯となっております。

その原動力は何といっても理事長の林先生にあると思います。

今尚、歩みを止めず最新のトピックスを投入しまくってらっしゃる林先生の姿を月曜に都立大の外来で拝見できているのは本当に光栄な事です。

もちろん林先生だけでなく、各関節の日本トップランナーの先生方が診察されており、多くの事を学ばせて頂いております。

1人で開業して患者さんもいない、本当に1人の時。病院で学ばせて頂いている環境って本当に日頃患者さんを治療していく上で重要な事が詰まってるんだなと感じます。

全く否定するつもりは無いですが、免許を取ってすぐ開業している鍼灸師の方って、ある意味すごいなと思います笑。

(こんな事言ったら怒られるかもしれませんが)鍼灸の専門学校で習う事なんて本当に微々たるもの。

今の病院に運良く入職出来てなければ本当にしょうもない鍼灸師になってたと思います。

解剖学的な事、神経学的な事、清潔不潔操作、画像診断的な事(とくに超音波)、学術的な事など。

疾患で言えば、肉離れやテニス肘。

少しは周りの鍼灸師よりもアドバンテージを持って治療出来ていると自負しております。

と、言いながらもこの1年。

開業してからの自分の成長率がとてつもなく高いです。つまり壁に当たる事も多くありました。

この成長率はやはりスポーツ整形という場所で多くの知識を得ていたからだと思います。

「知識こそ技術の礎」

まだまだ日々多くの事を学び、それを患者さんに還元する技術に変えて、いつか鍼灸名人と呼ばれる位に世の中に貢献できるようになりたいと思います笑。


何だか所信表明みたいになりましたが、
改めて自分の足元を見直して、そのように感じた今日この頃でした。

Higuchi