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検査で異常なしは「気」のせい?!

 

2週間前から、非常勤勤務をしている整形外科の職員の方対象に「東洋医学講座」を始めました。

 

整形外科という、現代医学の最前線で東洋医学について語っております。

 

整形外科的に異常がないけど、肩が凝る。冷える。等の症状を「気のせい」だとあきらめてませんか?

 

当然デスクワークや無理な姿勢での仕事でコリや痛みを感じることはありますが、

 

はっきりした原因がないのに痛みや凝り感を感じる場合があります。

 

先ほどの「気のせい」。

 

現在では、気のせい=異常なしという風に使われることも多いと思います。

 

 

そもそも東洋医学的な考えでは、体の構成要素として「気・血・津液(水)」から成り立つとされております。

 

東洋医学=気の医学といっても過言ではありません。

 

となると、「気のせい」というこのワード。

 

実は凄く見逃せない状態ですよね。

 

「気のせい」ですから「気」が何かしらの症状の原因になっているということになります。

 

気の異常には、

気虚「気が不足している」

気滞「気が滞っている」 等

があります。

 

これらに各臓腑がくっついてきます。脾気虚など…

 

「気」からくる症状を治すためには、これらを改善する必要があります。

 

それが得意なのは、東洋医学だと思います。

 

 

もちろん開業鍼灸師である以上、これは鍼治療ではなく病院で診てもらった方がいいというRedflag的なものか、

 

鍼灸院で治療を続けていいものだなというものか、現代医学的な知識を持って治療に当たらなければなりません。

 

ただ、現代医学的な部分ではっきりしないものも多くあると思います。

 

それらの視点を互いに共有できればもっともっと患者さんに良い治療を、提供できると思っております。

 

そのためにもまずは近い人から東洋医学的な視点していければと思います!

(木曜のお昼に行っています。一般の方でもご参加希望ありましたら、お気軽にhiguchi鍼灸院までご相談下さい。)

 

Higuchi