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高校ダンス部での活動

 先日、某高校のダンス部の合宿にお伺いして、M-TESTを用いたコンディションチェックを行いました。

(写真はつかみで、T字に引いたラインの上で100回足踏みをさせ、からだの調整力をチェックしている所で、大盛り上がりでした。)

 

ケアワークモデル研究会HPより引用:https://m-test.org/m-test%E3%81%A8%E3%81%AF/

M-Testは福岡大学の向野先生によって考案されたテストで、体にある経穴(ツボ)とそのつながりである経絡に運動負荷をかけて、バランスの崩れている経絡を判断できるテスト法です。
 
選手自身にあらかじめ作成した動画を用いて、チェックシートに記入してもらい測定致しました。

M-TESTの難点としては上半身におけるテスト項目はセルフでできるものが多いのですが、下半身系の項目が他動的(人にやってもらわないといけない)なものが多く、そこは自身でチェックできるような項目に改良して施行いたしました。

すごいもので、ある程度チームの傾向を見ることができました。

スポーツ現場でM-TESTを使っていく利点としては、自分自身がどこが弱いのかを可視化できることにあると思います。

また鍼灸師としてもどの経絡上のバランスが崩れいているかはっきりします。選手とトレーナーが共通の理解を持って会話するためには非常に有効なツールだと感じました。

ただ先ほども述べたように問題点としては、
・下肢に他動的な項目が多い
・動作における症状の訴えを10段階で今どのくらいかを答える
 
上記の2項目に関しては自分でアレンジを加えてよりわかりやすくし行っております。
 
今回のチェックで見えてきたウィークポイントに対して今後、補強トレーニングやストレッチを行なって行ければと思います。
Higuchi