ようやく購入できました。
「運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略」
理学療法士である工藤先生と工藤先生の周りにいらっしゃる優秀な先生方の努力の結晶です。
これは、理学療法士だから必要な知識ではなく、病院内のリハビリでも鍼灸院でも同じ、「患者さんを治す上で必要な知識」が詰まった本になっております。
思えばこの写真を撮った、2016年3月。(向かって右:私、疲れているせいかネクタイが二股に!笑)
勤務している病院からの試みで、工藤先生の元でエコー研修を行わせていただいた際、この本の執筆をされている最中でした。
大学での教員としての仕事、学会発表、セミナー講師と超多忙を極める中、この本を完成させる工藤先生のバイタリティー。
改めて購入し、読ませて頂いて、とてつもない労力を期日内に収めていく、先生の凄さを感じました。
やはり、これだけの情報をこれだけ整理してわかりやすく書けるというのは先生自身の頭の膨大な情報を入れた引き出しが非常に整理整頓されているということなんだと思います。
僕はこの本を売るための回し者でもなんでもないのですが笑。
やはり患者様を治療する上で、我々セラピストは何十年も活躍し続けられるプロフェッショナルでなくてはなりません。
優れたセラピストには2種類のタイプが存在するのではないかと思います。
野球に例えると、体の反応がものすごく良く、センスだけで頭を使わずともできる選手。
我々の業界でいうと、なんかわからないけど患者様の体を触っているうちに治せちゃう名人芸をもったセラピストでしょうか。
名人芸の問題は、そのセラピストの感覚でしかできないということ。周りに共有できない。
これも非常に希少価値はありますが、やはり困っている多くの患者様は、どこでも同じような基礎のもと同じように治療してもらえるに越したことはないと思います。
野球で言えば、野村監督の掲げたID野球。スコアラーによる徹底した配球の分析等、選手はしっかり基礎情報を頭に入れて打席に向かいます。そうすることで、体の反応が衰えてきていた選手(中日から楽天に移籍しちょっと衰えていた山崎選手)が安定した結果を収めることができる。
これこそがこの本だと思います。
患者さんが「肘の外側が痛いです!」と言ってきたとき何を考えますか?
外側上顆炎!、テニス肘!と聞こえてきますが、それはじゃあどこが痛んでいるの?
それによってアプローチも変わってくるし、治療に要する期間も変わってくると思います。
「肘の外が痛いとき、こうするとここに痛みがでて、それはここが原因で、こういう原因が考えられる」という知識は知っているか?知らないか?しかありません。
その基礎となる知識を持って、治療に望む。そうすることで何十年も安定した治療結果を収められるプロフェッショナルになれると信じております。
またそれが可能な本だと思います。
これからも、開業鍼灸師という立場からもしっかりとした評価を持って鍼を適応を判断し、患者さんに安心してはり灸の治療を受けていただければと思います。
いい買い物したな笑。
以上、今日はちょっと真面目な樋口でした。
Higuchi